過去の受入れ先からの情報
京極町社協
受入れ前に感じていた不安
実習受入れ担当経験が乏しかったためか、私たち社協の中でも学生さんへどのように接したら良いのか、何をお伝えすれば良いのかなど、不安を抱える職員が多くいました。日々の業務の中で自信をもってお伝えできることはない、そもそも私には伝えられることは何一つないなどなど。受入れ前は、町内外の関係機関や地域の住民さんからも少なからず同様なご意見がありました。
実施に受け入れてみてどうだったか(現場や地域に生まれた変化を含めて)
実習生を受け入れてみて、学生さんが我が町の福祉活動や住民さんに興味を深めてくれることに、嬉しくなることはもちろんでしたが、私たち受入れ側が元気になれたことを実感しました。学生さんは、地方部の福祉について興味津々な方、とりあえず経験として地方部を見ておきたいなという方、友人と一緒に楽しみたいなど十人十色です。プログラムが進んでいく中で、学生さんはたくさんの発見や感想をもちます。私たちが慣れ親しんで当たり前になってしまった価値を再認識させてくれました。町の良いところ、地方部ならではの顔の見える関係性、事業の意思決定の速さと柔軟さなど。改めて多くの町の良さや取り組みの成果など、学生さんの視点から、気づきや再発見の機会を頂きました。


また、私たち受入れ側にも嬉しいことがありました。一つは学生さんの受入れを通して、法人内はもちろん、関係機関や住民さんと同じ目標をもって一緒に取り組む機会から、一緒に考え、取り組み、労い合い、喜び合える場面が数多くできました。
住民さんの中にも、元気につながる変化がありました。「私なんかが学生さんにお伝えできることなんてない」や、「持病を抱えている私が学生さんにできることはない」など。学生さんの一生懸命な姿を見て、「学生さんの頑張りに応えたい」という住民さんや関係機関からの声もたくさん聞かれました。



学生の姿勢・印象に残ったエピソード
学生さんは、ケアカフェへの参加や喜茂別町様の料理教室の企画運営に取り組みました。アセスメントやミーティング、調整業務、料理教室当日を含め、まるで映画の名場面のように、学生さんと地域の方々がお互いを思いやって、考え、支え合っていく、心配りをしていく、そして喜び合う場面をたくさん見ることができました。当日、学生さんから参加者の皆さんへのサプライズメッセージカードが参加者にお渡しされました。






大学の先生や事務局が支えてくれたこと
学生さんを受け入れる際に一番不安だったことは、プログラム作成と学生さんとの振り返りでした。本事業では、プログラムを作成するなかで「体験にめあてを設定して、学生にこんなことを感じてもらいたいことを明確にするとよいね。」と一緒にプログラム作成に取り組んでくださったり、受入れ期間中に先生が町まで来てくださり、学生の学びを補完してくださいました。私たち自身も独りぼっちにならないように支えていただき、学びの機会をいただくことができました。また、事務局様が学生さんの実習中の生活面について直接相談にのってくださったのも、期間中、とてもありがたい支援でした。



次に検討している自治体・施設へのメッセージ
地方部の自治体や福祉事業所は、人材確保に大きな課題を抱えているところが多いと思います。このインターンシップ事業では、求める人材に対して我が町の魅力をアピールしたり体験してもらう良い機会になると思います。そしてまた、学生さんの活動を通して、我が町の魅力を再発見できる、地域の方々や関係機関と現在、これからの福祉活動のビジョンを共有し、私たち自身も学び・支えてもらいながら共に活動していける有意義な機会になったと実感しています。はじめの一歩を踏み出すことで、地域が元気に動き出せると思っています。ぜひインターンシップ受入れを前向きにご検討ください。

