受け入れ先の紹介
喜茂別町(札幌にもニセコにも近い、小さなまち)
まちの特徴|通り過ぎるはずだった場所に、物語が詰まっている
札幌から車で約90分。ニセコや洞爺湖へ向かう途中、多くの人がそのまま走り抜けてしまう喜茂別町。でも少しだけスピードを落とすと、羊蹄山と尻別川に囲まれた、人口約2,000人の田園のまちが広がります。日本一の清流といわれる尻別川の最上流にあり、「水の郷」百選にも最初期に選ばれたほど、水の質と暮らしの近さが自慢です。
羊蹄山のふもとで暮らし、冬はスキーを満喫。札幌にも、ニセコにも無理なく行ける、この“ちょうどいい距離感”に惹かれて移住する人もいます。
実はここ、日本のアスパラガス栽培発祥の地。さらに剣道やクロスカントリースキーが盛んで、世界大会優勝経験をもつ剣道家・栄花直輝選手をはじめ、全国高校チャンピオンを輩出。小さな町なのに、なぜか“本気の挑戦”が生まれ続ける。そんな不思議な力をもつまちです。

まちの福祉|支援が日常に溶け込む、距離の近い福祉
喜茂別町の福祉は、「距離の近さ」がいちばんの特徴です。町立クリニック、歯科、介護・障がいの施設、ふれあい福祉センターがぎゅっと集まり、高齢者も子どもも自然に顔を合わせる環境があります。高齢化率は約38%ですが、だからこそ多職種が日常的に連携し、切れ目のない支援を実践しています。
体操教室やスマホ教室、料理やカラオケ。福祉はイベントでもあり、日常の楽しみでもあります。ICTを使ったオンライン支援など新しい挑戦も、町の規模感だからこそすぐに試せる。人数が少ない分、一人ひとりの暮らしが立体的に見える。ここでは、制度の外側にある福祉のリアルを、日常の風景として感じることができます。

インターンシップの特徴|福祉を、まちまるごと体験する
喜茂別町のインターンシップを受け入れるのは、町の元気応援課の中にある地域包括支援センター。保健師と社会福祉士の2名が中心となり、子どもから高齢者まで、分野を横断して関わっています。小さな町だからこそ、一人の職員が担う役割は幅広く、福祉・医療・介護・子育てが日常的につながっています。
施設体験だけでなく、移住してきた若い世代との対話や、買い物や交通の「不便さ」を含めた暮らしの体験もこの町ならでは。過去の参加学生からは、「進路や人生の考え方が変わった」という声も。ここでは福祉を学ぶというより、福祉のある日常に、生活者として入り込む体験が待っています。

