過去の受入れ先からの情報
後志広域連合
後志広域連合の受入れコンセプト
後志広域連合は、後志管内の16町村により構成された広域連合で、圏域の総面積は3,755平方キロメートル、人口規模は55,882人、高齢者人口30.9%(R7.1.1現在)の地域です。
介護人材不足により介護事業所の廃止が相次ぎ、地方部での就職につながりにくい状況が続いていることを背景に、介護人材の確保と職場定着の推進を目的として、本事業を実施しています。地方部でのしごとを体験する機会を通じて暮らしのイメージを醸成し、介護福祉分野にとどまらずまちの魅力を広く発信することで、地域への定着を図っています。


令和7年度インターンシップの内容
【共和町編】
主な受入れ実習先
メロン集出荷施設、牧場見学、地域活動支援センター、社会福祉協議会、特別養護老人ホーム
体操教室等での地域住民との交流、子育て支援センターなど
内容
自然豊かな農業の町で、全国的にも有名な「らいでんスイカ」や「メロン」の出荷施設の見学・牧場の見学を通し、地域住民の暮らしを学びながら、全てのライフステージに寄り添った「まちづくり」を体験することができるプログラム。
ハイライトー地域を知るためには基幹産業からー
共和町と言えば、「らいでんスイカ」・「らいでんメロン」の産地!
品質管理をはじめ、消費者の手に渡るまでをデータ管理する「トレーサビリティシステム」を導入したメロン集出荷選果施設を見学。
美味しいスイカとメロンが出来上がる理由がわかります!

共和町は、道内トップクラスの出生率を誇ります!
子育て支援も充実しており、素敵な子育て支援センターもあり、子どもたちとのふれあいを楽しめるプログラムも。


高齢者事業では、体操教室への参加。
地域で暮らす人との交流を通して、見えてくるものが…。このあと、学生さんと支援者と地域で見えてきた課題を協議。

地方ならではの町長との会談。学生さんの笑顔が町の宝物に!

【古平町×仁木町編】
主な受入れ実習先
【古平町】
製氷工場、たらこ加工施設、道の駅見学、デイサービスセンター、グループホーム、町内会及び通いの場等での地域住民との交流、障がい福祉施設、こどもホームなど
【仁木町】
観光協会、仁木神社、ワイナリー見学、農業体験(トマトの収穫)、社会福祉協議会、特別養護老人ホーム、デイサービスセンター、通いの場・サロンでの地域住民との交流、障がい福祉施設、放課後児童クラブなど
内容
港町の古平町とくだものの町仁木町。ふたつの基幹産業が異なる町を一次産業の体験実習も通しながら、両地域でのフィールドワークを行うことができる。子どもから障がい者・高齢者分野を特色の異なる2町の福祉現場で経験できるプログラム。
ハイライトー地域を知るためには基幹産業からー
古平町と言えば、漁業と水産加工業!
たらこ加工施設を見学。

こどもホームでの交流や、地域の伝統文化に触れる「宝引き体験」。飴をかけて白熱!!
地域住民と沢山触れ合えるプログラム。


地域を知るためには基幹産業から
仁木町と言えば、くだものの町として知られていますが、実は「トマト」の産地でもあります。
農業体験を通しながら、農福連携について学ぶ時間に。人手不足の農業と新たな働き手の確保として、障がい者雇用についても学びました。

障がい者施設の利用者さんへ提供するお菓子作り体験を通しながら、障がい者の支援について学びます。

音楽サロンにも参加し、地域住民とのコミュニケーションも。

別れが辛くなるほど、地域にどっぷり浸かった2週間。
ここでの仲間は、生涯の友になるかも。

【ニセコ町×喜茂別町編】
主な受入れ実習先
【ニセコ町】
ミルク工房、ダチョウ牧場、有島記念館見学、幼児センター、子育て支援センター、寿大学、老人クラブ、特別養護、老人ホーム、生活の家、地域包括支援センターなど
【喜茂別町】
障がい者入所施設、特別養護老人ホーム、子育て支援センター、介護予防事業、地域包括支援センターなど
内容
【ニセコ町】
ニセコ町では町内の事業所や観光地を見学や寿大学・老人クラブ合同の運動会へ参加し、運営のお手伝いをしました。他にも地域包括支援センターの訪問へ同行し、ニセコ町で生活をされている高齢者の方のお話を聞く機会がありました。インターンの感想も含めたニセコ町への政策提言を行う機会もありました。
【喜茂別町】
喜茂別町では町内の高齢者・障がいの事業所の見学や実際に作業を一緒に行いました。
喜茂別町へ移住されてきた方や地域で生活されている障がい者の方達のお話を聞き、喜茂別での暮らしを学ぶ機会を得ました。学生個人の名刺を作成して、挨拶を行う経験もしました。


それぞれの町の町長との懇談
全体を通して
学生さんたちは、どの町でも積極的にインターンに取り組み、地域の方と触れ合っていました。さらにそれぞれの町の町長と懇談する機会もありました。
それらの出会いや触れ合いの中から自らの今後の進路についてのヒントを得たり、地方ならではのきめの細かい福祉の現場を体験されたと思います。住民一人ひとりに対しての個別支援の充実さやその地域での特色を生かした活動をインターンを通じて学ばれ、将来の選択肢についても住民との交流で広がった印象があります。
町内や町外の関係者との協力や連携の重要性も感じられ、その中で自らがどのように支援を行っていくのか、どのような知識やスキルが必要なのか考える機会になったインターンだったのではないでしょうか。


今後実施を検討している自治体へのメッセージ
学生を地域に招いて自分の町で「何を見せたらよいのだろう?」「うちの町に来ても何も勉強させてあげられることはないな」等思われている方も多いかと思います。私たち後志広域連合で実施したインターンシップにおいても、同様の意見は少なからずありました。
しかし、あるがままの町を見てもらう、住民と触れ合ってもらう、職員の働きや関わりを実際に感じてもらう、これら日々のその地域での日常を体験してもらうことで参加した学生たちは驚くほどに成長していきます。
学生たちの視点で私たちが気づかなかった我が町の魅力を発見・発信してくれます。インターン開始前は受入地域についての認識が薄い状況ですが、実習終了後にはその町のファンになってくれています。TVやイベントで訪れた町の名前を意識してくれています。それだけ短期間のインターンで変わってきます。
学生受け入れを行う市町村担当者にとっても非常に良い経験が得られます。プログラム作成時に町の事業や社会資源を整理すると新たな気づきがあったり、1つのチームとして受け入れることで今まで以上に他部署や関連事業所との連携・横のつながりが強まります。
是非ともインターン受け入れを前向きにご検討ください。

